プロポーズ大作戦!第3回目です。
そして、完成したプロポーズリング(婚約指輪)です!!
こちらが羽をモチーフにデザインしたプロポーズリング(婚約指輪)です。
素材:Pt900
石:ダイヤモンド
お店の閉店後に指輪のお引渡しに行って来ました!
プロポーズ頑張ってくださーい。
そして…
無事にディズニーランドでプロポーズ大成功~\(^o^)/
おめでとうございます~♪
5番の「彼女に直接聞く」でした~♪
しかし、サプライズでのプロポーズなのでここはちょっと考えてみました。
彼女も知り合いでしたので、仕事で女性の薬指のサイズの平均を調べたいという口実で
協力していただきました。でもタイミングよくプロポーズリングの新しいサービスを始めるタイミングでしたので助かりました~♪
~新サービス プロポーズリング~
『ピュアリング』
http://matei.jp/propose.html
せっかくだったので彼女の全ての指のサイズを測らせていただきました~♪
これでサイズは分かったのでアトリエに帰って制作です!!
素材はPt(プラチナ)で制作します。
板材をローラーで伸ばしたり金鎚で叩いたりしながら必要な幅や厚みに整えていきます。
次に指のサイズにあった長さにカットしたら芯金という道具に巻き付けながら
丸くリング状にしてロー付(溶接)します。約1500℃位まで熱します。
昔何度か不注意で触ったことがありますが、ここまで高温だと指に付き離れなくなるので
大変です~~~。
リングの内側には二人のイニシャルで「S&Y」と刻まれています。この後にヤスリでフォルムを
整えてから鏨(タガネ)という道具を使って今回のデザインでもある羽を
イメージした模様を刻んでいます。リング全体に模様が入るので1000本近く刻まれています。細かく刻むことで羽毛のような柔らかい感じの仕上がりになります。
いよいよダイヤモンドの石留めです。ダイヤモンドに触れないように鏨(タガネ)使いダイヤモンドの周りにも模様を付けていきます。ダイヤモンドは地球上で一番硬いと言われていますが、注意しないとあっという間に割れてしまいます。硬さの測定でビッカース硬度いう硬さを表す測定方法があります。押込み硬さの一種です。ここで専門的な話をしても難しいと思いますので、
簡単に説明しますと引っ掻いた時にキズがどの位つくのか!って感じです。分かりずらいかな~(笑)なので瞬間的な衝撃には強くないので金鎚で叩けば割れてしまいます!!
石留は緊張する作業の一つですね。1.0カラットオーバーであればドキドキです(笑)
石留が終了すれば磨いて完成です~♪
そして、指輪の撮影を兼ねて代々木公園に~この日は天候も良く、快晴の青空に向かって
プロポーズの成功を祈り、「想いよ届け~」という気持ちで撮影をさせていただきました~♪
続きは次回~納品です。
この場所は以前、オーナー様の車庫だった所を改装してコーヒーショップにしています。
そして、いざ打ち合わせ~何ですが、実はお相手の彼女も昔からの友人で二人とは以前私が勤めていた会社の近くで珈琲の移動販売で働いていた時のお知り合です。
なので、どこで、どんな感じでプロポーズを考えているの??
とかちょっと話がそれたりしました~(笑)
さて、指輪の打ち合わせに戻りますね!まずはサンプルなど見ながらイメージを膨らませていき素材はシルバー系又はゴールド系が好みなのかを決めていきます。
色々話を進めていると段々とデザインのイメージが固まってきます。
彼女はフワフワとした感じのイメージがあるので全体的に「羽」をモチーフにしたデザインになりました。素材はプラチナで真ん中にはダイヤモンドを留まるデザインです。
M:「後はサイズだけですね~何号?」
Y:「・・・・・知らないです。。。」
M:「やっぱり・・・・笑」
普通の男性はなかなか彼女のサイズを知っている方はいないですね~
さてどうしようかな~?
では続きは第二回目で!!